自由悠遊

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晩秋の再度山ハイキング

つづき

再度山は「ふたたびさん」と読み、六甲山系の標高約470mの山。
ビーナステラスから駐車場とドライブウェイを横切って、大師道(=再度谷;再度山に登る谷沿いのポピュラーなコース)に入り、しばらく歩いていく。

標高360m付近の善助茶屋跡。

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明治時代に神戸在住の外国人ハイカーが、茶屋のあったこの地にサインブックを置き、署名するようになったのが、毎日登山の発祥といわれる。

善助茶屋跡を過ぎると、ほどなくして大龍寺へ。

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東寺真言宗別格本山のお寺で、山号は再度山。

仁王門をくぐると、西国三十三所のお地蔵さんの並ぶ石畳道。

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石畳道を上がった先に、本堂・毘沙門堂・不動堂がある。

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手前が本堂、左奥は毘沙門堂、本堂の前に修行大師像がおられますが、弘法大師が唐に渡る直前と直後の2度こちらに参詣したことが、再度山という山名の由来。

次に再度越というコースを歩いて、国名勝の再度公園へ。

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池は修法ヶ原(しおがはら)池といい、弘法大師の修行地だったことが名前に残されている。
話が前後するけど、ふもとから登ってきた大師道も、弘法大師が登ったとされる道。

修法ヶ原池をアップで。

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水面に晩秋の木々が映る景が美しい。

この年は紅葉が遅かったけど、低山でもやはり山。

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下界よりもひと足早く、一部のもみじが鮮やかに色づいてた^o^

諏訪神社からビーナステラスへ

神戸で諏訪山をへて再度山ハイキングした時の記録、まずは諏訪山編。

兵庫県庁から北へ500mほど歩いて、交番横の諏訪神社の鳥居をくぐって、激坂を上がっていくと。

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途中まで車通行可、ここから先は石段。

石段を上がった先に、諏訪神社の大門と回廊(上)、そして拝殿(下)。

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仁徳天皇の皇后である八田皇后の離宮鎮護神として鎮斎された。
wikiに書いてあるけど、離宮鎮護神とか鎮斎とか言葉が難しい^^;

神社の横に再度山への登山口があるけど、ビーナスブリッジを経由することに。

ビーナスブリッジを歩いて、標高約160mのビーナステラス(諏訪山展望台)へ。

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夜は夜景のキレイなデートスポット、日中はハイカーの立ち寄りスポット。
青空と展望を背景に、愛の鍵モニュメントが印象的。

南東方向の眺め。

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神戸市中心部の市街地が見渡せる。
右端にポートタワーも写ってるんですが、わかりますか?
正面奥の人工島はポートアイランド、さらに奥の横に細い人工島は神戸空港
左下のエメラルドグリーンの橋は、歩いてきたビーナスブリッジ。

南西方向の眺め。

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須磨の向こうに海をはさんで、淡路島がうっすら見える^^

つづく

関西矯正展

3年前の11月、堺のここ↓へ。

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雲ひとつない青空の下、穏やかじゃない漢字5文字と英語表記^^;

って収監されたわけではなく、面会でもなく、関西矯正展に行った時の話。
(ちなみに、今年は9日・10日に開催されるそうです。)

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この写真はオープニングセレモニーのテープカットの様子、すでに人がいっぱい!

白テントが建ち並び、受刑者が作った製品が販売される。

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家具などは結構なお値段なので、買う人が限られてくるけど、手頃な食品類はものすごい行列ができて、人が多すぎて品物が見えないほどの大盛況っぷり!

各地の刑務所から出店。

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人・人・人・・・∞
鳥取刑務所と岩国刑務所ののぼりが写ってるけど、ほぼ全国の名前を拝見した。

北海道の網走監獄和牛ののぼり、右奥に塀を入れて。

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Aさん:おぉっ、カッコイイのぼり♪
Bさん:監獄和牛って、なんかものすごい猛牛想像すんねんけど^^;
Aさん:きっと北国の猛獣、プーチン大統領みたいな牛ちゃう?
という会話してる2人組がいて、妙に納得してしまったw

そしてそして、行列に並んで受付して、塀の中の見学もしてきました。
そこは撮影不可だから写真ないけど、1度に受刑者50人が入る風呂→受刑者が作業する工場4ヶ所(金工・木工・障がい者用・印刷)→独居房の模擬展示と食事、という順番で見学。

風呂は夏は週3回、冬は週2回だそうで、独居房はイメージそのまんま、約3畳の部屋に便器がある。
塀の中は広くて日当たりが良く、大きな運動場もあって、ヤシ・ソテツ・イチョウなどの木も植えてあり、思ったより明るくキレイだった。

うちの近所ではさっぱりなイチョウが、ここでは色づきはじめていて。
案内する刑務官が「こちらの木はイチョウです」「イチョウの紹介してるわけではないですが、こちらもイチョウです」「イチョウ、色づいております」とイチョウの実況するので、みんな笑ってたw

首里城から識名園へ

先日の首里城の火災にショックを受けた。
沖縄にも首里城にも1度だけ行ったことがあり、以下はその時に撮った写真。

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今回の火災の出火元とされる正殿、鮮やかな色彩が美しかった☆〃

外観もカラフルでしたが、内部も豪華絢爛きらびやか。

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上:下庫理(しちゃぐい)、国王が政治や儀式を行う場。
下:後差床(うすさか)、国王の玉座

このあと金城町の石畳道を歩く。

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風情あるステキな坂道♪

石畳道を出てから3kmちょい、首里城からたぶん4kmぐらい、大きな道沿いに歩いて、次は識名園へ。

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1799年に造営された琉球王家最大の別邸で、世界遺産かつ国特別名勝に指定されてる。

池のほとりの御殿の前にて。

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着ていた長袖Tシャツの柄がクセ強いのでw、顔とともに非公開^^;
撮影日は1月31日、服装は長袖Tシャツの上にネル素材のシャツ、日中は上着を脱いで腰に巻き、長袖を腕まくりするほど暖かかった&日焼けした。

池越しに御殿と六角堂をのぞむ。

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真冬の沖縄旅行に何を着るべきか迷い、ダウンは邪魔になると思ったので、初日のアウターは薄手のブルゾン着て、自宅から関空までの道中が極寒だった(苦笑)けど、正解だった!
防寒着すぎず薄着すぎない、パーカーやカーディガンを羽織ってる人が多かった。

クロマダラソテツシジミ

尼崎市の上坂部西公園にて、当地では珍しい南国の蝶が大発生してる。

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クロマダラソテツシジミ、はじめて見た!

たくさん飛んでるので、その中から鈍そうな個体(失礼^^;)に近づいて接写。

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本来は台湾~東南アジア~南アジアに分布する熱帯のシジミチョウで、日本では沖縄に生息するが、分布域が北上してるらしい。

翅の模様が薄い個体。

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ネットで調べたところ、10年ほど前から関西でも広まってるそうですが、関西で成虫が見られる時期は夏と書いてある。
晩秋の関西で熱帯の蝶が元気いっぱい、数もいっぱい飛んでるとは@o@

翅を閉じた個体と広げた個体の2ショット。

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翅表が青1色の右上の個体はオス。

メスの翅表はこちら。

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迷蝶だから喜んではいけないかもしれないけど、南国の蝶達との出会いにテンション上がった↑↑↑

クロマダラソテツシジミという名前の通り、幼虫はソテツの葉を食べて育ち、上坂部西公園にはソテツがある。

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ついでに地植えのハイビスカスも、まだまだ元気に咲いてる。

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写真だけ見ると南国的ですが、ここは関西^^;