和歌山の海南駅から歩いて、熊野古道の紀伊路を散策した時の記録。
熊野古道にはいろんなルートがあって、世界遺産登録されてる道は南紀にあり、紀伊路は大阪から南紀へ向かうルートで、この区域は世界遺産ではないけど、れっきとした熊野古道の一部^^
海南駅から2kmほどは住宅街の中を縫うような道で、道標を見ながらの舗装路歩きが主体となり、その先に藤代王子・藤白神社がある。
藤代王子は九十九王子の中でも格式の高い五躰王子の1つで、その跡地に藤白神社が建っている。
真ん中が通路になってる割拝殿風の建物は、拝殿ではなく社務所で、その奥に見えるのが拝殿。
藤白神社は藤白鈴木氏が代々神職をつとめ、話が前後しますが、海南駅方面から見て藤白神社よりも100mほど手前に、鈴木姓発祥地とされる鈴木屋敷がある。
神社の話に戻して、拝殿のとなりに藤白王子権現本堂。
藤白王子・藤白神社をあとにして、紀伊路の藤白坂に進むと、ここまでは舗装路が主体だったけど、古道らしい山道に突入。
一気に山歩きモードに♪
ぐんぐん高度を上げていき、振り返るとこんな展望が。
正面の人工島は発電所と工場、その後ろの人工島にマリーナシティがある。
そして、海の向こうの左右に長く連なるのは淡路島。
つづく