自由悠遊

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霧と雲海の黒井城跡

昨年のちょうど今頃、兵庫県中央東部の丹波市の黒井城跡まで、雲海を見に行った。
雲海の発生条件:寒暖差が大きく(10度以上)、よく晴れて冷えた早朝。
その日の丹波市の気象条件:天気は晴れ、最高気温23度、最低気温10度。

朝1番でJR福知山線に乗って、トンネルを抜けた途端、武田尾からいきなり濃霧、三田の市街地でいったん霧は晴れたけど、以降は濃霧に再突入して真っ白@o@
ちなみに、雲海の発生条件≒霧の発生条件だそうです。

黒井駅で下車し、10分ほど歩くと興禅寺のお堀。

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お城じゃなくてお寺?という感じですが、ここも黒井城跡の一部で、黒井城が落城した50年後から興禅寺になった。

興禅寺の左横の道の奥に、保月城址(黒井城跡の別名)登山口がある。

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霧が幻想的ですが、丹波の霧の朝は寒くて空気が湿っぽい。

山道を登っていくと、霧の中に赤門が見えてきた。

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高温多湿なら梅雨時に毎年経験するけど、低温多湿は初体験^^;

赤門をくぐって山道を登り進めていくと、あれっ、霧が晴れた?という瞬間があり、上を見ると青空で下を見ると真っ白。

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もう1枚、石垣と雲海のコラボ写真を。

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おぉぉぉっっっ、雲の海に山の頭が島のように浮かんでる~♪

登山口から30分ほどで、頂上の本丸跡(標高356m)に到着。

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背後の白いのんは全部雲海\(^o^)/ワーイ

低山ながら360度の好展望で、どの方向を見ても雲海の大海原の絶景。

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この標高でこんな非日常的な景色が見られるとは、めっちゃ感動した☆〃

黒井城跡は国史跡で、登山道はよく整備されており、手軽に登れる高さで眺望が良く、最寄駅から徒歩圏内、と条件がそろってるにもかかわらず、竹田城跡のようには観光化されてない穴場スポット。
もしも行かれる方は、電車の本数が少ないので、時刻表は要確認。