自由悠遊

サイクリング・ハイキング・旅先・散歩先で撮った、風景・名所旧跡・動植物

晩秋の再度山ハイキング

つづき

再度山は「ふたたびさん」と読み、六甲山系の標高約470mの山。
ビーナステラスから駐車場とドライブウェイを横切って、大師道(=再度谷;再度山に登る谷沿いのポピュラーなコース)に入り、しばらく歩いていく。

標高360m付近の善助茶屋跡。

f:id:yamamayuga:20191110015042j:plain

明治時代に神戸在住の外国人ハイカーが、茶屋のあったこの地にサインブックを置き、署名するようになったのが、毎日登山の発祥といわれる。

善助茶屋跡を過ぎると、ほどなくして大龍寺へ。

f:id:yamamayuga:20191110015101j:plain

東寺真言宗別格本山のお寺で、山号は再度山。

仁王門をくぐると、西国三十三所のお地蔵さんの並ぶ石畳道。

f:id:yamamayuga:20191110015137j:plain

石畳道を上がった先に、本堂・毘沙門堂・不動堂がある。

f:id:yamamayuga:20191110015157j:plain

手前が本堂、左奥は毘沙門堂、本堂の前に修行大師像がおられますが、弘法大師が唐に渡る直前と直後の2度こちらに参詣したことが、再度山という山名の由来。

次に再度越というコースを歩いて、国名勝の再度公園へ。

f:id:yamamayuga:20191110015216j:plain

池は修法ヶ原(しおがはら)池といい、弘法大師の修行地だったことが名前に残されている。
話が前後するけど、ふもとから登ってきた大師道も、弘法大師が登ったとされる道。

修法ヶ原池をアップで。

f:id:yamamayuga:20191110015232j:plain

水面に晩秋の木々が映る景が美しい。

この年は紅葉が遅かったけど、低山でもやはり山。

f:id:yamamayuga:20191110015246j:plain

下界よりもひと足早く、一部のもみじが鮮やかに色づいてた^o^