自由悠遊

サイクリング・ハイキング・旅先・散歩先で撮った、風景・名所旧跡・動植物

丹生都比売神社と初冬の山里風景

つづき

六本杉から30分ほどで、かつらぎ町天野の田園地帯に下山。
道標に従って、世界遺産の丹生都比売(にうつひめ)神社へ。
約1700年前に創建された古社で、弘法大師金剛峯寺を建立する際、神領を寄進したと伝えられる。

外鳥居をくぐると、立派な輪橋。

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左奥にチラッと見えるのは中鳥居、その奥に楼門と本殿があり、外鳥居-輪橋-中鳥居-楼門が一直線に配置されてる。

中鳥居越しに楼門をのぞむ。

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バスツアーの中高年の団体客が来ていて、その中に約1名、ようしゃべるキャラの濃いおっさんが(苦笑)
1人で出川哲朗さん10人分ぐらいの声量で、古館伊知郎さん10人分ぐらいの話量で、松岡修造さん10人分ぐらいのテンションで、めっちゃうるさかった@o@

拝殿の奥に本殿があるのが一般的ですが、こちらの神社は楼門の左右に神饌所と拝殿があり、楼門の奥に本殿。

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本殿も楼門も国重文に指定されてる。

世界遺産の壮麗な神社をあとにして、外鳥居を出てもなお、境内から先ほどのおっさんのけたたましい声が聞こえた(爆)
田園風景の中を西行堂まで歩き、そこから急坂の八町坂をガシガシ登っていくと、高野山町石道に合流する。

120町石の二ツ鳥居。

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819年に弘法大師が建立、当時は木製だったため、1649年に今の鳥居になった。

二ツ鳥居の横の展望休憩所(屋根あり壁なし)からの眺め。

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ここの標高は約630m、かつらぎ町天野の里を一望できる。

帰りは4町石戻り、124町石の古峠から九度山町上古沢方面へ下山。
山を下りながら、柿・みかん越しに上古沢の農村風景をのぞむ。

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柿の奥の常緑樹はみかん、柿もみかんも和歌山県が生産量日本一^o^

初冬の柿の里らしい風景が美しかった。

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北側の山を下りながら、南に向かって撮影。

このあと国道まで下りて、東側にある南海上古沢駅から帰・・・あれっ?
上のほうから電車の音が、、、エェェーーーッ、山の上を電車が走ってるー!!
ってわけで、駅までさっきと反対側の山を登り、激坂の先の上古沢駅からの眺め。

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良い景色だけど、すごい立地^▽^;