冬の朝に京都府大山崎町(大阪府島本町と接する府境の町)にて、豊臣秀吉と明智光秀の合戦地・天王山と周辺の神社仏閣をめぐったことがある。
阪急大山崎駅から西国街道を15分ほど歩いていくと、山崎聖天の鳥居が建っており、鳥居の先の石段を上がっていくと。
日の出まもない朝日に照らされて、仁王門が輝いて見える☆〃
山崎聖天の正式名称は観音寺、899年に創建→衰退→江戸時代初期に復興→禁門の変で焼失、という紆余曲折をたどり、現在の建物は明治時代に再建されたもの。
右手の手水舎の奥の建物が本堂、その奥に建ってるのは聖天堂。
本堂の正面から。
背後の山が天王山、左となりの聖天堂の前を通り、天王山ハイキングコースに入る。
登りはじめの周囲の風景。
見事な竹林!!
15分ほど登っていくと、合戦時に秀吉が味方の士気を高めるため、樹上に旗印を立てた旗立松。
右手前の碑は「山崎合戦之地」と書かれており、写真ほぼ正面(灯籠の左)の松が旗立松、現在の松は6代目。
左上に酒解神社の鳥居も建ってる。
旗立松の横に展望台があり、桂川・宇治川・木津川が合流する直前の景色が見えるのですが、激しく逆光で^^;、光の影響を受けにくい方角だけズーム撮影。
左下に大山崎JCTが見え、その奥から右下に向かって流れるのは桂川。
対岸右のほう(京滋バイパスの高架が桂川を渡った左手)の大きな建物は京阪淀車庫、写真が不鮮明ですが、その奥に宇治川が流れ、最奥の山並みのふもとは右に宇治~左に醍醐が見えてる。
さっきの鳥居の先へ、歩くこと10分弱で酒解神社。
乙訓地方最古の式内社で、正式名称は自玉手祭来酒解(たまでよりまつりきたるさかとけ)神社、そりゃ省略されて呼ばれるのも無理ないわ^▽^;
つづく