奈良県橿原市今井町に全国最大規模の重伝建があり、5年前に散策した。
右の格子窓のお宅は高木家住宅・国重文。
19世紀初頭に酒造業を営んでいた、幕末期の町屋。
同じ通りに河合家住宅・国重文。
18世紀中期築、江戸時代初期から現在まで酒造業を営んでる、現役の酒屋さん。
細い筋沿いに音村家住宅・国重文。
17世紀後期築(のちに増築した部分あり)、当時は金物問屋を営んでいて、今は音楽教室の札がかかってた。
音村だから音楽?いや、偶然ですね、きっと^^;
北に入った所に上田家住宅・国重文。
1744年築、後述する今西家とともに惣年寄をつとめた家。
2本南の筋に称念寺がある。
称念寺と同じ筋に豊田家住宅・国重文。
1662年築、木材商の所有で幕末には大名貸しを行い、藩の蔵元をつとめた豪商の町屋。
紋章風の○の中の文字は、「木」を表している。
今井町の西端に今西家住宅・国重文。
1650年築、惣年寄の筆頭をつとめていた家で、ひときわ古くて大きな邸宅!
今西家を横から見ると、豪邸なのがよくわかる。
今井町の重伝建はとにかく見事で、江戸時代の建物が広範囲にまとまって現存し、しかも空き家が少なく、古い代から現代まで住まれてるお宅が多い。