大阪の岡本太郎作品といえば、やはり。
吹田市北部の万博公園に建つ『太陽の塔』があまりにも有名ですが、同じ吹田市でも南西部の江坂に、あと2つ岡本太郎作品があることは、あまり知られていない。
1つ目の作品は、江坂ウエストストリート(新御堂筋の1本西側の通り)沿い、東急ハンズから北へ約300mの豊津公園にある。
愛称は『リオちゃん』。
1983年にカーニバルプラザ江坂に設置され、2007年に同店の閉店によって、吹田市に寄贈・博物館の敷地内で保存され、約10年前にこの地に移設された。
周辺は主にビル街で、時間帯によってはサラリーマンの多い公園です。
豊津公園から東向かいのビルをのぞむ。
ダスキン本社ビル、みなさんご存知、掃除用品で有名なダスキン^o^
もう1つの岡本太郎作品は、こちらの2階にある。
ってわけで、ダスキン本社ビル2階へ向かう。
私企業のビルに勝手に入って良いのかというと、こちらのビルは公開空地というテラススペースが設けられており、その部分は5時~23時までなら自由に出入りできる。
作品は公開空地内の2階部分、ガラス張りの受付左手の通路にあった。
縦8m・横4mの陶壁画で、タイトルは『みつめあう愛』。
正面から作品全体を眺める。
なぜダスキン本社にこの作品があるかというと、岡本太郎氏がダスキンのCMに出演したのがきっかけで、こちらに設置されたそうです。
テラススペースは非常にキレイで、さすが掃除の会社!
椅子やテーブルが設置され、誰でも休憩できるようになってる。
また、ビルは災害時の避難先にも指定されてるそうで、地域貢献の姿勢とオープンな雰囲気がすばらしい。