4年前の真夏にJRで輪行して、犬鳴山まで折り畳み自転車でアクセスしがてら、貝塚市の古刹2件~熊取町の変わった色の古民家~泉佐野市の田園風景とめぐった。
貝塚市の和泉橋本駅で下車してサイクリングスタート、まずは水間寺へ。
744年に開山された天台宗別格本山の古刹で、右手前は本堂、左奥は三重塔。
交通費をケチッてJRの駅から自転車こいで行ったけど、水間鉄道というローカル線の終点・水間観音駅が最寄駅になります。
水間寺をあとにして、国道を東へ500~600mほど行くと、国宝寺院の孝恩寺。
路地を入った所に建つ小さなお寺さんながら、こちらの釘無堂(観音堂)が国宝。
鎌倉時代築、釘を1本も使わずに建てられている。
細い国道を西へ進んで、貝塚市から熊取町に入り、国重文の中家住宅へ。
江戸時代の豪農の邸宅、無料で見学できる。(先ほどの水間寺も孝恩寺も無料。)
表門をくぐると。
ピ、ピ、ピンク!?の立派なかやぶき民家がドーン!
右に広々した庭があり、別棟の客殿や郷蔵などが建ち、門が複数、まさに豪邸^o^
主屋の中。
喰違三間取りという、南泉州~和歌山に多い形式の平屋。
再び外に出て、別の角度から眺める。
ちょっとカワイイ外壁の色に目がいくけど、当時やってたブログにアップした時、沖縄以外で丸瓦の庇の民家は珍しいという意見をいただいた。
これも南泉州~和歌山の特徴なのでしょうか、和歌山の黒江でも丸瓦屋根の民家を見たことがあり、それについてはいつか記事にします。
中家住宅をあとにして、犬鳴山へ通じる府道を南下して、熊取町から泉佐野市山間部に入り、こんな田園風景を見ながらヒルクライム。
上は土丸地区、下は大木地区で撮影。
土丸・雨山城跡は国史跡に、大木地区の農村景観は重要文化的景観に指定されてる。
つづく