自由悠遊

サイクリング・ハイキング・旅先・散歩先で撮った、風景・名所旧跡・動植物

今年もまだおる蝶と下町の高級店

今年も葉の上にチャバネセセリ。

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昨年の同時期も葉の上に止まるチャバネセセリの写真をアップし、成虫では越冬しない蝶として紹介しましたが。

最近調べたところ、神奈川や静岡で成虫のまま越冬するチャバネセセリが確認されてるそうで、ってことは気候的に大阪でも越冬できるのでは?と推測。

話が変わりますが、今年になってから存在に気づいた、わりと近所にある建物。

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こんな所(下町の住宅街と工場地帯の境目付近)にランボルギーニショールームが!
ものすごい高級スポーツカーを乗せた大型車両がド下町を行き交う景はシュールですw
大型車両のほうもランボルギーニ車で^^

晩秋の春日山原始林ハイキング2

つづき

地獄谷石窟仏からさらに山道を30分ほど進むと、舗装された道に出る。
そこが石切峠で、峠から舗装路を少し東へ行くと、峠の茶屋がある。

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あいにく閉まってたけど、江戸時代から営業されてるお店で、ノスタルジックな雰囲気が漂う。
渋色のあじさいがまだ咲き残ってたので、手前にあじさいを入れて撮影w

すぐ東側の集落。

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春日山原始林の西側は春日大社東大寺興福寺があり、観光地で市街地だけど、東側は昔ながらの山里の風景、静かで趣あって郷愁を感じる*^^*

舗装路を西へ行くと、春日奥山ドライブウェイに合流。
案内板に従って西側の山道に入り、ほどなくして春日山石窟仏に到着。

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左の石の穴の中にも、右の石の壁にも、仏様が並んでおられます。

穴の中の仏様(上)と壁の仏様(下)をズームアップ。

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平安時代に作られたもので、国史跡に指定されてる。

春日奥山ドライブウェイまで戻り、ドライブウェイを北へ歩く。
ドライブウェイといっても、車両と歩行者の兼用道(車両は有料・歩行者は無料)で未舗装の部分もあり、「車両もお金払えば通れるハイキングコース」という感じ^^;

てくてく40分ほど行くと、春日山原始林の世界遺産記念石碑。

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近くに大原橋があり、橋を渡って山道を進むと、鶯ノ滝に着く。

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水の落ちる音が鶯(ウグイス)の鳴き声に似てることから、この名がついたらしい。

再びドライブウェイに戻り、若草山方面へ30分ほど歩いた後、遊歩道に入って約1時間歩くと、若草山には登らず奈良公園に出る。

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園内の遊歩道出入口近くの水谷茶屋 with 落ち葉のじゅうたん♪

晩秋の春日山原始林ハイキング1

奈良公園の東側に広がる春日山原始林は、古くから春日大社の神山としてあがめられ、9世紀頃から伐採が禁止されてきたため、今日まで原始性が保たれ、国特別天然記念物にも世界遺産にも指定されてる。

面積は約250ha、ha単位がわかりにくいから球場換算すると、東京ドーム53個分、甲子園球場だと62.5個分、ってますますわかりにくい?^^;
とにかく非常に広大で、遊歩道を1周(+多少寄り道)するのに5時間近く、最寄駅からの往復も含めると、のべ6時間・20kmほど歩いた。

近鉄奈良駅から歩いて奈良公園に入り、かの有名な興福寺東大寺春日大社はスルーして、奈良公園南部の鷺池と浮見堂。

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奈良公園を高畑町側に出てすぐ東の小道に入り、志賀直哉旧居の前を通過して東へ歩いていくと、春日山遊歩道に入る。

照葉樹主体の暖帯林ながら落葉樹も混生し、800余種の植物が生える原始林。

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ここまで来ると観光地の雰囲気はなくなり、静寂に包まれる*^^*

うっそうとした照葉樹林の中に、赤く黄色く色づいた落葉樹。

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照葉樹によって日差しが遮られるため、ここの落葉樹は紅葉が遅め。

遊歩道に入ってから1時間以上歩いていくと、分岐をへて首切地蔵。

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写真だとサイズがわかりにくいけど、人間の身長よりも大きなお地蔵さん。
首の部分が切れてるんですが、江戸時代初期の剣士・荒木又右衛門が試し斬りしたと伝えられる。
お地蔵さんを試し斬りって・・・、そんなバチ当たりな・・・^^;;

次に地獄谷石窟仏を目指して、分岐をわかりにくいほうへ進むと、まずは地獄谷新池に着く。

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池の周囲は日当たりが良いせいか、ここの落葉樹は半分以上散ってた。

しばらく地道を歩いていくと、いったん春日奥山ドライブウェイに出る。
ドライブウェイを渡り、案内板に従って山道を登っていくと、地獄谷石窟仏に到着。

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正面の石の穴の中に、仏様が3名並んでおられます。

仏様をズームアップ。

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なんと平安時代に彫られたもの!
春日山で最古の石窟仏で、国史跡に指定されてる。

つづく

晩秋の倉敷美観地区

9年前の11月に行った岡山日帰り旅について、以前記事にしましたが。

じつはその時、強行軍にも倉敷まで足を伸ばして、日没時刻と格闘しながら、重伝建の美観地区を駆け足で散策した。

美観地区の入口付近。

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黄色い半袖Tシャツの人、寒くないのかなぁ?^^;

国重文の旧大原家住宅。

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建物がでかすぎて写真に入りきらないので、倉敷川をはさんで対岸から撮影したら、川岸の木々のほうが存在感ある写真になってしまった(苦笑)

大原美術館の前。

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人混みっぷりがなつかしい。

とここまでは覚えてるけど、記憶が薄れて町並みの詳しい説明ができないので、以降は写真だけ列挙します。

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バッタ界と蝶界の撮りやすい虫王者

よく見かける昆虫のうち、休んでる時の蛾以外で、撮影難易度の低い虫選手権♪

バッタ部門優勝者:イボバッタ。

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ほかのバッタと比べて特別鈍いわけではなく、イボバッタの保護色に理由がある。
緑のバッタは草むらに逃げるため、すぐ見失うし草むらを探すのは大変だけど、イボバッタはその体色ゆえ路上を逃げるため、写真に撮りやすい。

正面からお顔拝見。

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アスファルトに同化したイボバッタに人間側が気づくのかというと、近くを歩いたらピョーンと飛び跳ねるから気づきます^^

蝶部門優勝者:ツマグロヒョウモン

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飛び方がゆるやかで逃げるのも遅く、よくランタナから吸蜜してる。
高い所や遠くまでは飛んでいかず、逃げても近くや低い所に止まることが多いため、写真に撮りやすい。

このあと逃げた先は、すぐ近くの車止めのポールの上。

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ツマグロヒョウモンには悪いけど、蝶界のどんくさい王者。←失礼^^;