3~4年前に散策した、彦根の穴場スポットをご紹介。
有名な彦根城を見た後、城郭エリア南側の京橋を渡ると、城下町の伝統を継承して整備されたキャッスルロードが数百mつづく。
ここまでは穴場ではなく、定番の観光コース。
いろんなお店が軒を連ねるキャッスルロードを抜けて、まずは芹橋地区へ。
江戸時代に足軽という歩兵が配置され、城下町を守ってきた地域で、現在も当時の足軽屋敷が残っており、その中の善利組の屋敷を見学した。
善利組の旧磯島家住宅、左端部分に辻番所がつながってる。
辻番所はのぞき窓から道の様子を見通す施設。
江戸時代には不審者を監視する目的で、足軽が交代で番をしてたそうです。
ちょうど無料公開日だったので、中に入ってみる。
1枚目の門をくぐって、玄関に入る手前左手に前庭、奥に辻番所、右側は住居部分。
玄関から中をのぞむ。
梁のある天井の高い屋内で、通路沿いに台所、その奥に座敷がある。
座敷に上がって撮影。
上は中2階、今風にいうとロフト?
左上のはしごのようなのは上げ下ろしできる階段で、使わない時は上げておく。
次は芹橋地区のとなりの河原地区へ。
河原地区は城下町の南東部に形成された商屋町で、ちょうど重伝建に指定されたてホヤホヤの、花しょうぶ通り商店街を歩いた。