同名のお寺は各地にあるようですが、大阪府茨木市にある西国三十三所第22番札所の総持寺について。
亀のオブジェの上に寺院名^o^
御本尊は千手観音、秘仏なので見られないけど、亀の背中に乗ってるそうです。
なぜ亀づくしかというと、、、
開基の藤原山蔭の父は、漁師が亀を捕らえてるのを見て、亀を買い取って逃がした。
その日の夜、息子の山蔭が継母によって川に落とされてしまう。
悲しんで観音様に祈ったところ、助けた亀が息子を甲羅に乗せて現れた。
父の死後、山蔭が報恩のためにこちらのお寺を建てた、という伝説があるため。
そんな総持寺は879年に創建され、今昔物語にも登場する古刹で、JRと阪急電車の駅名にもなってる。
山門は堂々とした楼門形式。
立派なお寺さんで、住宅街の1ブロックすべて総持寺の境内。
右に本堂、となりに金堂、左に鐘楼、手前にハスを入れて撮影。
別の角度から本堂と金堂をのぞむ。
右に本堂、左に金堂、手前に庭園の一部を入れて撮影。
庭園の池に閻魔堂。
左下の石の配置に注目、亀の形になってる!
閻魔堂の建つ池では鯉が泳いでたけど、となりの池では、
本物の亀がくつろいでた^▽^
以前記事にしたことあるイシガメですね。
境内に包丁塚。
開基の藤原山蔭は包丁道の祖としてもあがめられており、料理上達のご利益あり。